大町市借馬 早春、塩の道沿いの水田に、北アルプスが影を映す
塩の道ちょうじやは、旧塩の道博物館です。江戸時代の庄屋で塩問屋を営んだ平林家の屋敷を保存しながら、当時を紹介しています。館内には、牛方や歩荷の使用した道具、着衣、番頭箱などの生活道具を展示している。 流鏑馬会館を併設している。
塩の道ちょうじやホームページ
国の重要文化財の本殿は、安土桃山時代の様式をとどめる。弘治2年(1556)年建立。県宝、三重塔や観音堂が残り、神仏習合の影響を残す。
西海ノ口 茅葺屋根のお堂には、庚申塔などの石仏がある。塩の道を歩くにあたり、こういった情景が楽しみである。
上諏訪神社 所有する「銅戈(どうか)」は弥生時代後期に作られたものがこの地へ伝来したと伝えられている。中部地方以北ではめずらしく、今のところ発見された銅戈の北限。
大糸線海ノ口駅と木崎湖湖畔との間から発掘された縄文時代後期、晩期の遺跡。翡翠原石がここに運ばれ、丸玉などへの加工がおこなわれていた。姫川支流の小滝川の原石が内陸部のこの地で加工されていた遺跡の発見の意義は大きい。
農具川 青木湖に源を発し、中綱湖、木崎湖を結び、大町市社で高瀬川に合流する。写真は、農具川に架かる丸太橋。塩の道では唯一の丸太橋です。
木崎湖 中綱湖 青木湖 |
文政12年(1829)高遠石工作、言葉はいらない力作! 塩の道で、いちばん癒される古道です。
個々の観音様を良く見ると、鼻、目、等が欠けています。決していたずらではなく、昔の風習で、病に侵されている部分を撫ぜて願掛けした余波です。