古道塩の道 謙信が宿敵信玄に塩を送った塩の道 土谷ー大峯峠ー中谷ー深原 

電話でのガイド依頼はTEL.080-1160-8288 

古道 塩の道 HOME 戻る

大峯峠・中谷 塩の道     ← 燕岩(つばくろいわ)  地蔵峠 →

お頭岩は、土谷、塩の道・千国古道沿いにある。「薙鎌打ち神事」が行われる前日、諏訪からの大祝一行が、「薙鎌」を捧持し、中谷大宮諏訪神社へ向かう途中、休息し、この岩に「薙鎌」を安置した。その前日には、白馬の切久保諏訪神社「お頭の木」にて安置している。


土谷集落、中谷集落 には、諏訪信仰に関連した、神事、祭り、遺構が多く残る塩の道である。

コースガイド

ガニ原 / 経塚石仏群

ガニ原 ガニとは、「牛の沓」の意、古道がとおる、地名に使われる言葉で、大網峠直下にも「ガニ池」がある。
経塚石仏群 三峯様、御舘神社を祀る。



土谷観音堂 / 大峯峠

土谷観音堂 西国三十三観音像が安置されている。
土谷諏訪神社 ご神木の大杉は、「腰掛け杉」と呼ばれている。
大峯峠 「土谷堰」が峠を流れる。峠には、石仏群があり、塩の道の往来を見守る。
土谷堰 土谷川上流より、取水している、全長8qの堰。安政6年(1859)に提灯の灯りを対岸から見ることにより高低を判断し、手作業にて完成させている。先人の知恵に敬服させられる。水は、峠を今でも滾々と流れている。
石原白山社大杉 目通り12m、高さ42mの大杉、過去3度の火災があり、大きな空洞がある。

中谷諏訪神社

小谷諏訪信仰の総社を,、本殿は、元和5年(1619)建立、長野県県宝である。諏訪大社御柱祭の前年、信越国境の戸土集落の神事「薙鎌打ち神事」(境の宮、小倉神宮にて交互に行われる)の際、諏訪大社から薙鎌を捧持した宮司が来社し、奉告祭をおこない、戸土へ赴く。例祭(8月最終日曜日)は、神輿行列からはじまり、「獅子舞」「奴踊り」「狂拍子」が演舞される。「奴踊り」「狂拍子」は県指定無形民俗文化財。











玉泉寺 / 高町

玉泉寺 上杉方の飯森十郎盛春の墓がある。飯森十郎盛春は、平倉城の武田軍との戦いにて討死した。
高町、塩の道からの眺望

埋橋

埋橋には、塩の道を往来する牛方、歩荷のために、牛方宿が多くあった。牛方宿とは、牛を追う、牛方と牛が一緒に泊まれる宿のこと。
写真 埋橋より地蔵峠

堅田城址

塩の道・千国古道から少し東へ入ったところにある。平倉城の北側の守りの拠点であった。城址の脇に「つつみの池」がある。
埋橋〜深原までの、塩の道は、幅が広い。牛どうしがすれ違うに十分である。

銭上平道標 / 大日如来・馬頭観音

銭上平道標 「右ハ越後道」「左ハ深原道」と刻む。かつては、塩の道は、ここで、深原集落への道を分岐し、濁沢の「ガニ掛」を経て、地蔵峠へと向かっていた。「ガニ掛」のガニは、「牛の沓」を意味する古称であり、古道の存在を証明する地名である。








深原諏訪神社/ 李平

深原諏訪神社例祭 花灯篭祭り(9月第一土曜日)4mほどの花灯篭の行列が闇夜に映え、獅子舞も奉納される。
李(すもも)平集落道祖神 小正月の伝統行事。小さなカマクラに子供たちが紙で作った、嫁様と胡桃の木で作った、道祖神を祀る。
店舗写真

information塩の道インフィメーション

塩の道峠窯

〒399-9422
信州長野県北安曇郡小谷村栂池高原623
TEL.080-1160-8288

古道 塩の道 MAP


小谷道の駅にて販売