塩の道まつり 5月2日糸魚川市 3日/小谷村 4日/白馬村 5日/大町市(主催者に要確認)
写真は平成19年小谷村沓掛 信玄軍に仮装した村人の行進
「沓掛」という地名は、全国多い。使い終わった、わらじを木などに掛けた意で、「道の分岐」「あいだの宿」としての使われ方をしている。鎌倉時代まで多く使われ、その後同じ意で「追分」が使われるようになった。沓掛は古道が通っていた証でもある。
沓掛の大杉跡 高さ49m、目通り13mの大杉が、明治44〜45年のケカチ(大凶作)で切り出された跡に祠が建っている。塩の道からは、沢越えに森の中に切株があった広間に注意しないと見逃してしまう。武田軍が平倉城を攻めた際に、この杉に登り、偵察したと伝わる。
錦岩 雨に濡れると石の色が青く変わる。塩の道を往来する者にとっては、大岩、大木、山肌の崩れなどの、市、距離の目安のひとつとなっていた。
牛つなぎ石 親坂に残る牛つなぎ石には、手綱を巻くタイプと穴に通すタイプがある。ここは穴タイプである。穴の大きさは、子供の顔と比べてください。